こんにちは！重清内科外科　重清です。

当院は、心臓病を中心に生活習慣病の管理や、一般内科の診療を行っています。

検診や、家庭で測定した血圧器で血圧の上昇を来し当院を受診し、治療を継続される患者様は多いのですが、実際に「なぜ？」治療するか具体的なビジョンを持って治療を継続されている患者様が少ない印象です。

特に、「家族や友達に治療した方がいいと言われたから」という患者さんや、なんとなく「高い事（異常なこと）はよくないために受診した」という患者さんが多い印象です。

毎月受診される患者様には、時間の許す限り、「なぜ治療するべきか」「なぜ毎月受診するべきか」「治療しないとどうなるか」などを説明させていただいています。1.2の回答を見ていくと1.「高いとよくないと言われたから」2.「脳梗塞、心筋梗塞にならないように」とあります。

どちらの回答も、継続して通院するには十分な理由です。1は、何かあったら家族に迷惑をかける、その家族に継続して治療することを勧められたために病院に来た人は家族思いの人であり、1の回答は間違っていません。

2は自身の生活を脅かす、寝たきりの原因となりうる脳梗塞や突然亡くなってしまう可能性のある心筋梗塞を予防するために治療を継続することはしごくまっとうな理由と考えられます。

次回の3では1.2を十分視野に入れた回答となっています。ぜひ、ご自身の病気に対する見識を深めていただけるような内容になっていますのでぜひ参考にしていただければと考えます。