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かかりつけ患者さんの「ねつ」の対応についてお願い ~11月ニュースレター~

こんにちは!院長の重清です。

寒くなり、感染症が流行しやすい時期になってきましたが、皆さん感染症対策は万全でしょうか。

一般的な風邪症候群は種々の雑多なウィルス感染症が原因となることが多く、特にその中でもインフルエンザ感染症は感染力が強く、基礎疾患を持っている方などは重症化することが懸念されます。

マスク着用、手洗いうがいなどの対策以外にも、インフルエンザ感染症は固有のワクチン接種が効果があり、ぜひ流行前に接種しておいてほしいものです。

特に、新型コロナ感染症の流行に伴って、「発熱」を呈した時に以前と同様の早期の対応が困難であることを知っておいてください。

それは、「新型コロナ感染症とインフルエンザ感染総といわゆる風邪の見分けがつかない」ということです。

そして、インフルエンザを診断するときの鼻腔粘膜採取を行うと、完全に防護していないと採取する医療従事者が「濃厚接触者」となってしまうために、自院で検査を行う医療機関が限られてしまうことになってしまいます。

つまり、今までは流行時期にはまずインフルエンザを診断して、そこから治療が開始されていましたがこれからは発熱=PCR検査機関で新型コロナ感染の有無を確認し、陰性ならそれから治療が開始することになります。(新型コロナウィルス感染を自院で検査される医療機関はその限りではありません)

感染しないように留意して生活を継続し、可能ならできるだけインフルエンザワクチンを接種し、もし発熱を呈すれば電話にてまずご連絡いただき新型コロナウィルス感染を否定したのちに当院にて治療を開始させていただければと考えます。

以前のような世界に戻れるかどうかは、治療薬とワクチン次第とは考えていますが、おそらく難しいでしょうし、政府の提唱する「新しい生活様式」を模索し、受け入れる必要があると考えています。

私たちもかかりつけ患者さんと一緒にこの世界で成長したいと考えておりますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

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