
9月の血糖コントロール報告 ~秋はキノコ、今月はエリンギ!~
今月のHbA1c値の平均は7.3%でした。
HbA1c値の平均は先月と比較し上昇傾向にあります。HbA1c値は過去1~2か月の平均の血糖値を表すものとなります。夏場に果物やアイスクリーム、ジュースなどが多くなっていると上がりやすくなります。食事内容が偏っていた方はもう一度見直していただけたらと思います。
今月はエリンギレシピを紹介します。
エリンギはコリコリとした食感があわびに似ているため“白あわびたけ”と呼ばれることもあります。低カロリーのうえに以下の効能があると言われています。
・骨や歯を丈夫にする
・便秘予防
・腸内環境を整える
・赤血球づくりの手助け
・高血圧予防
・むくみ予防
エリンギには骨や歯の発育を助け丈夫にする働きのあるビタミンDが含まれています。便秘予防につながる食物繊維も含まれており、腸内環境を整える効果があると言われており、含有量は多いとされています。食物繊維の中でも便のカサを増やし腸を刺激して排便を促す働きのある不溶性食物繊維、水と合わさることでゼリー状になり栄養素の吸収速度を緩やかにすることで血糖値上昇を抑制する働きのある水溶性食物繊維の両方が含まれています。また、妊婦さんや子供の成長期に大切になる葉酸も含まれています。葉酸は造血のビタミンと呼ばれ赤血球作りの手助けをする働きがあり体の発育にも重要と言われています。その他に高血圧予防やむくみ予防につながるカリウムも含まれています。カリウムはエリンギには比較的多く含まれていると言われています。
エリンギ使い切りレシピ
~1日目 ごま油エリンギ~
簡単!作り置きにも!
1人分
エリンギ 1/2パック
★減塩醤油 大さじ1/2
★みりん 大さじ1/2
★ごま油 大さじ1/2
ゴマ 適量
- エリンギは食べやすい大きさになるべく薄く裂く。
- 耐熱容器に1と★調味料を入れて軽く混ぜる。
- ふんわりラップをして電子レンジで火が通るまで加熱する。(600w3分程度)
- 全体を混ぜ合わせ、汁気を軽くきってゴマをふりかけて出来上がり。
~2日目 豚肉とエリンギのガリバタ醤油炒め~
お弁当にも!
1人分
エリンギ 1/2パック
豚肉 80~100g
玉ねぎ 1/4個
バター 10g
にんにく 1/2片
塩こしょう 少々
減塩醤油 小さじ1
ネギ 適量
- エリンギは食べやすい大きさに縦に切る。玉ねぎも食べやすい大きさに切る。にんにくは薄切りにする。
- フライパンを熱しバター5g、にんにくを入れ弱火で炒め、香りがたってきたら豚肉を入れ塩こしょうをふり中火で炒める。
- 豚肉に火が通ってきたらエリンギと玉ねぎを加えて炒める。玉ねぎがしんなりしてきたら減塩醤油、バター5gを加え混ぜ合わせる。
- ネギをちらして出来上がり。
~3日目 エリンギのエビチリ風~
いつもと少し違った料理で!
1人分
エリンギ 1/2パック
片栗粉 大さじ1
サラダ油 適量
★おろしにんにく(にんにくチューブでも可) 小さじ1/2
★豆板醤 大さじ1/2
★ケチャップ 大さじ1.5
★鶏がらスープの素 小さじ1/2
★砂糖 大さじ1/2
★酢 少量
★水 50㏄
ネギ 適量
- エリンギを1㎝くらいの輪切りにし、片栗粉をまぶす。
- フライパンにサラダ油を熱し1を両面焼く。
- ★調味料をよく混ぜておき、2のフライパンに入れてかき混ぜながら沸騰させる。
- 全体にとろみがついてきたらお皿に盛りネギをちらして出来上がり。