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尿のタンパクってどういうこと? ~検診でひっかかったら?~

こんにちは!院長の重清です!

今回は、尿タンパクについてです。まず第一に、正常でも尿たんぱくが出る方が多いです。

明らかに治療が必要な患者さんは少ないです。尿タンパク陽性の中で、病気を有する患者さんと経過観察が必要なかたを見極めることが最も大切です。

ニュースレターのなかでは、大きく学校検診でひっかかるケースと、成人後の一般検診でひっかかるシチュエーションを想定しています。

どちらも、治療すべき病気そのものはすくなく、そうでなければ無症候性蛋白尿ということになりますが、尿検査を再検するなど一回の受診で判断することが難しい事や、診断に悩ましい患者さんは「腎生検」という、侵襲的な検査にて最終的に判断することとなります。

つまり、健診にて尿たんぱくが検出される患者さんのうち、

1、気になる方は必ず受診してほしい
2、足のむくみやはれやすさ、つかれやすさなどの症状を有するかたも必ず受診してほしい

この2点を提示しておきますので、気になる方は受診時に個別に相談させていただければと考えます。

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