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心電図でブロックっていけるんかえ? ~右脚ブロック~

こんにちは!院長の重清です。

今夏愛は心電図異常についてです。特に心電図で所見があれば検診医は検診結果に所見を記載する必要があるのですが、一般の方はその所見がどの程度治療すべきなのか、経過を見ていいのか判断がつきにくいと思います。特に結果として「A」「B」「C」など判定をつけてくれはしますが、なお迷うことがあります。

その中でも特に多い、右脚ブロックを解説します。不完全右脚ブロックが時に指摘されることがありますが、教科書的には心房中隔欠損などを鑑別、完全右脚ブロックがあればEbstein奇形などを鑑別します。特に胸部症状や息切れ症状がなければ、要精査となることは少ないと思います。

そのなかでも気を付けてみるべきは、突然死症候群などの原因となるBrugada症候群の変化がないか確認すべきです。特にTypeⅠはSaddlebacktypeと言って、正常な方で多く見られる変化ですが心疾患の家族歴がある、欠神発作があるなどがあるなら、通常の上位肋間の心電図を取り直す、もしくはそれでも変化がなく疑わしいなら、入院のもと薬剤負荷での反応を見ることもあります。気になるなら一度医療機関の受信をお勧めします。

そのなかでもTypeⅡのCovedtypeは自覚症状の有無や心疾患の家族歴次第で、入院の上で電気生理検査の対象となります。もし致死的な不整脈が誘発されるならその不整脈が出現したときに除細動できる、植込み型除細動器ICDの適応を考慮すべきです。

もし、心電図で気になる変化があれば当院にて相談いただければと考えます。

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