1月の血糖コントロール報告 ~葉物の時期が来た!~
今月のHbA1c値の平均は6.6%でした。
HbA1c値の平均は先月と比較し上昇しています。年末年始は食事内容が変わり運動不足の方も多かったのではないかなと思います。少しずつ日常の食生活に戻していってください。また、お餅の季節のため食べられる方も多いと思います。小さな切り餅2個で白米1杯分のカロリーに相当しますので食べる量を調整しながら美味しく食べていただけたらと思います。
今月はほうれん草レシピを紹介します。
冬のほうれん草は寒締めすることにより各栄養素が凝縮されおいしくなると言われています。
ほうれん草には以下の効能があると言われています。
・感染症などへの抵抗力を高める
・風邪予防
・美肌効果
・むくみ予防
・高血圧予防
・貧血予防
ほうれん草には体内でビタミンAに変換されるB-カロテンが含まれています。ビタミンAは皮膚や粘膜を正常な状態に保ち、感染症などへの抵抗力を高める働きがあると言われています。また、風邪予防や美肌効果が期待されるビタミンCも含まれています。冬採れのほうれん草はビタミンCが夏採れに比べ3倍も多く含まれていると言われています。そして、むくみ予防、高血圧予防効果が期待されるカリウムも含まれています。その他に赤血球に含まれるヘモグロビンの材料になり体のすみずみまで酸素を運ぶ重要な働きがある鉄も含まれています。ビタミンCは鉄の吸収を助ける働きもあるため鉄とビタミンCの豊富なほうれん草は特に貧血予防に効果的とされています。
ほうれん草使い切りレシピ
~1日目 ほうれん草の海苔和え~
作り置きにも!
1人分
ほうれん草 1/3束
海苔 1/3枚
★ごま油 小さじ1/2~1
★しょうゆ 小さじ1/2~1
★砂糖 小さじ1/2
★だし 少量
ごま 適量
- ほうれん草は下茹でして冷やし、水気を切り食べやすい大きさに切る。
- ボウルにほうれん草を入れ海苔をちぎりながら加える。
- ★調味料を加えてよく混ぜ合わせる。
- ごまをふりかけて出来上がり。
~2日目 ほうれん草と豚肉のムース―ロー風~
お弁当にも!
1人分
豚肉 80g
必要に応じてサラダ油 少量
塩コショウ 少量
ほうれん草 1/3束
卵 1個
サラダ油 少量
鶏がらスープの素(顆粒) 小さじ1/2
オイスターソース 小さじ1/2~1
- 豚肉は食べやすい大きさに切る。ほうれん草は根を除いて食べやすい大きさに切る。
- ボウルに卵を割り入れ、よく溶いておく。
- フライパンを熱し、豚肉を入れ塩こしょうをして炒める。
火が通ってきたらほうれん草を加え炒め合わせる。
- 豚肉に火が通りほうれん草がしんなりしたら別皿に移す。
- フライパンにサラダ油を熱し2を加えて菜箸等でかき混ぜ、卵が半熟のところに4を戻す。
- 5に鶏がらスープの素、オイスターソースを加え、軽く炒め合わせて出来上がり。
~3日目 ほうれん草とさば缶のキーマカレー~
たくさんほうれん草が摂れるレシピ!
1人分
ほうれん草 1/3束
玉ねぎ 1/3玉
サラダ油 適量
さば水煮缶 1/2缶
(A)ケチャップ 大さじ1
(A)中濃ソース 小さじ1
(B)カレー粉 小さじ1/2
(B)料理酒 小さじ1/2
白米 適量
ゆで卵 1個
- ほうれん草は根を除き粗みじん切りに、玉ねぎはみじん切りにする。
- ゆで卵を作り半分に切っておく。
- フライパンにサラダ油を熱し1を炒める。しんなりしてきたら(A)を入れて炒める。
- さば缶を汁ごと入れ、ほぐしながら混ぜ合わせる。(B)を加えて全体がなじむまで炒める。
- 器に白米を盛り4をかけ、ゆで卵を添えて出来上がり。